自転車通勤の覚悟

自転車通勤

2011年9月を境に、自転車通勤と言えないくらいの自転車通勤になってしまった。変な言い方だが、自分の中ではせめて10kmを越えるくらいでないと、と思い込んでいる。そう、今は片道3kmの「自転車通勤」になってしまったのだ。

それはそれで楽て゜いい。長時間通勤したいなどという人はまずいないだろう。その代わり、早朝サイクリングをしてから会社に行くようにしているが。

今日はちょっとだけ当時の事を書いてみたいと思う。

5年前までの更に5年間は相模原から川崎まで片道36kmの自転車通勤をしていた。マップは2011年7月20日水曜日の帰りの記録だ。17:51に会社を出て、1時間36分で自宅に着いている。上りは合計174mだ。相模原は台地の上にあるので、川崎から帰る時はずっと上りだった。

こんな道を5年間通った。準備や着替えを入れると、一日におよそ4時間くらい自転車に費やしていた。仕事は残業もある。睡眠時間は毎日5時間だった。こうして、毎年17000kmくらい走っていた。ほとんどが自転車通勤だった。

今から考えると結構ストイックに生活していたものだ。あまり酒も飲まず、食事には気をつけていた。おかげて、風邪も引かず、毎日寝付きもよくぐっすり眠れた。

ほとんど自転車通勤ということは、週に5日ということだ。雨の日も多少の風の日も台風の日も雪が降るような寒い時も、自転車に乗った。乗らなかったのは、風速5m/s以上の風の日と雪が積もった時くらいか。

きついとか辛いと思ったことはなかった。問題や難関があれば工夫して解決すればいと思っていた。特にウェアには試行錯誤していた。真冬の雨の時がいつも課題だった。

正に私にとって自転車はエクストリームスポーツになっていた。

でも、自転車をエクストリームにするかしないかは自分次第だ。なぜ毎日自転車通勤していたのか。それは、毎日自転車で通勤すると決めたからだ。それだけ。いろいろな事があるだろうけど、そういうのをひっくるめてやろうと決めたのだ。そうすると、どんな雨の時もどんな寒い時も、それは回避することではなく、解決すべき課題に変わったのだ。

これを読むと、まるで修行みたいだな、と思われるかもしれない。少しストイックにやり過ぎていたかもしれないので半分否定はしないが、でも、確かに楽しい自転車の時間だったのだ。

今はどうかって?

雨の日は乗らないと決めた。だって、自転車通勤じゃないから。(笑)

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