いつものように早朝の荒サイでサイクリングをしていた。熊谷の荒川大橋を折り返して大芦橋の近くまで来ていた。6時前後だったと思う。まだ日の出が今のように遅くなく、周りは明るくなりつつあった。止まって朝焼けの写真を撮っていた。
そこをさっき追い越した自転車が追い付いてきて、年配の方に声をかけられた。年配と言っても還暦は過ぎている感じだった。
「パンクしたらどうするんですか?」、と訊かれた。
話を聞くと、最近フラットハンドルのクロスバイクを買ってポタリングをはじめたらしい。
自転車を見ると、ボトルケージが2つ付いているだけで、他は一切装備なし。実は近頃パンクしてしまって、どうしようもなくて、自転車を置いて帰って軽トラックで取りに来たことがあるとのことだ。
チューブや修理道具、空気入れなどいざという時のために持っていて、その場で修理するなど答えたが、難しそうな顔をして聞いていた。自分で自転車をいじったことなど無いような感じだった。わかったもらえたのかどうなのか。
健康のために自転車に乗る人も増えた。自転車店に行けば自転車はすぐ手に入る。誰でも自分が自転車で走る事はイメージできる。でも、どれだけの人がバンクした時どうなるか、どうするかをイメージするだろうか。
何か、こういう自転車で走ってみようという方へのケアが必要だと思った。
例えばコミュニティで、「やさしいスポーツサイクル」みたいな講座開くとか。
やはり、こんなに気持ちよく走れる自転車には快適に乗ってもらいたい。
「弱虫ペダル」の影響で荒サイなどロードで走る初心者も増えたと聞く。いざという時のための装備はしているのだろうか?
「パンクしたらどうするんですか?」
コメント
知っている人でそこそこ距離も乗るようですが
整備はショップまかせ、そもそも自分でやる気はない
そんな感じがします。
車でも若いうちは何でも自分でやるけど年取ると
自分でやるのが格好悪いなんて世代の人達がいるように感じます。
ま、これも趣味ですから好き好きですよね。
私は自分でやる派なので、ヘッドの圧入、コラムカット、BBのフェイスカット以外は自分でやります。何の装備も持たずに走っている人を見かけると、他人事ながらつい心配になってしまいます。(^^ゞ