『コスミック・サイクラ―～♪星空サイクリング～♪』って、うる星やつらのエンディングテーマの話しじゃない。そう言えば、「Dancing Star」って曲で『都会が寝静まるころ 男はさそり座に変わる～♪』ってのもあったな。
いや、とにかく、都会が寝静まっている早朝にサイクリングする話なのだ。(笑)
今は小寒の時期に入っている。寒さが一番厳しい時期と言われるが、この頃の日の出が一番遅いのだ。早朝サイクリングは日の出前に出かけて日の出前に帰ってくるということになってしまう。今朝は4時26分に北本から走りはじめた。
今日の月齢は26.6で細い上弦の三日月だ。後何日もすれば空から消えてしまう。今朝は三日月と開けの明星がまるでペンダントか何かのアクセサリーのように見えた。
北本から熊谷に向かう時、月は後ろに隠れて見えない。熊谷の荒川大橋で折り返すと、月が右になったり正面に来たり左に見えたりしてお伴してくれる。丸い月の時はほんとうに明るい。今は自転車に付けている強力ライトが頼みだ。
荒川大橋まで大体52分。今朝は風が弱かったのでいいペースだ。ここで5時30。
久下橋から少し下ったところの土手の下に小さな琴平神社がある。いつもこの前を通るが、協力ライトはこんな感じだ。
大芦橋に近くなると、東の地平線が僅かに深い臙脂色を帯びる。この頃からぐっと気温が下がってくる。多分1℃くらいにはなっていただろう。川沿いに近づくと地表に白い靄が浮かんでいた。温度が下がって空気中の水蒸気が結露したのだ。
日の出前後の空の色は刻々と変わって少しづつ明るくなっていく。ただ、まだライトを消すほどではない。こういう時は夕暮れて同じで周りが非常に見えにくい。
寒いので身体を温めようとず゛っと漕ぎ続ける。そうこうするうちに北本に戻ってきた。着いたのは6時20分だった。紅くなっていく空にまだ月と金星が見えていた。
なんかとりとめなくなってしまったな。今は寒いけれど、こうして季節の移り変わりや時間の流れを実感できる荒サイを走るのが好きだ。
明るい中で自転車を漕ぐほうがもっといいけどね。^^)
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