ゴールデンウイークもあっという間に過ぎ、いつもの生活に戻った。連休中は相模原に帰って相模の峠や林道を走っていた。だから、荒川沿いのサイクリングは久しぶりだ。
この日は北寄りの風が強く、ど平坦な荒サイが「荒川峠」になっていた。農地の用水沿いに揚がっていた鯉のぼりが元気よく泳いでいたよ。
花の季節だ。あちこちで、いろいろな色とりどりの花が咲いている。
もうポピーの咲く季節だ。
鴻巣の間室地区のポピー畑では、毎年「ポピー祭り」を開催する。毎年だけれど、どうしても「ホッピーまつり」に見えてしょうがない。
あ、ホッピーは用意されてませんので。^^
向かい風の中、熊谷の荒川大橋に到着。風に抗って必死に漕いだものだから、けっこう脚にきた。
荒川の水面は5月の光にキラキラ輝いていたよ。
広い大地と広い空。いいなぁ、こんなところを走ることができて。簡単に幸せな気持ちになれる。
いつもの道の小さな神社も緑の中に埋まっているようだ。
麦畑はどこまでも広がっている。
麦の穂もだいぶ大きくなった。この穂が黄金色になる頃には田んぼの稲も大きくなっている。
あちこちで田植えが始まっている。
植えられたばかりの稲はまだ小さく、田んぼの水面は周りの景色を映す鏡のようだ。
この小さな稲が大きくなる頃には、カエルの大合唱が盛大に聞こえてくるだろう。自然は夏に向けて表情を変え、季節は確実に移ってゆく。
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