気温7.4℃、北西の風5.5m/s、快晴。風が強いなぁ。
荒川峠といっても、そんな峠はない。荒川沿いはド平坦なのだが、一旦向かい風になるとまるで峠を上っているように感じられるのだ。それを自転車乗りは「荒川峠」とか「荒サイ峠」と呼んでいる。
今日北上するのはまさしく荒川峠を上ることになるのだ。
いつものように熊谷往復2時間のサイクリングに出る。いや、2時間で走りきれるのか?
風が強いだけあって遠くがよく見える。鴻巣の御成橋のはるか遠くに見えるのは赤城山と榛名山か。その左手に小さく見えるのは浅間山だ。
とにかくすごい向かい風だ。フロントインナーで下ハンを握りながらひたすら漕いだ。
ふうー。20分も遅く熊谷に着いた。50分のところ1時間10分か。5割増しまではいっていないからまずまずか。
傍らの川守地蔵はいつものように澄ましている。
上流は快晴だが、下流の方は雲がかかっている。
荒川大橋から折り返してすぐの堤防の下に石碑を見つけた。何の石碑なのかさっぱりわからないが。
荒川周辺には石碑や神社がいっぱいある。
すぐ近くの堤防の上に石碑がある。これはわかった。馬頭観世音碑と庚申塚だ。田園地帯で田んぼや畑がたくさんあるので、農耕にまつわる信仰は昔からあるのだ。
戻りの南下は追い風だ。ペダルがくるくる快調に回る。往きは耳元で風がゴーゴー音を立てていたが、戻りは静かだ。タイヤが道路を転がる音だけが聞こえる。
吉見町の一ツ木地区の堤防から下りた所で氷川神社を見つけた。また、と言いたくなるように、氷川神社はいたる所にある。
この氷川神社は鬱蒼とした木立の下にあって入り口の鳥居から本殿がよく見えない。
鳥居から少し歩くと小さな本殿が見えてくる。
ここにも塞ノ神が祀られていた。
氷川神社のすぐ近くに「椀箱淵」を見つけた。堤防の上にはここへの標識があり、いつも何処にあるんだろうと思っていたが、やっと見られた。
昔は大きな淵だったようだが、今は埋め立てられたりして、小さな農業用池になつている。
もう北本も近い。南の方向に大きな雲が見えた。
今日もいい夕焼けだ。
コメント
石碑の由来をちょっと調べてみたりしたら
面白かったりしますよね!
建造物フェチだったりもしますが^^;、最近神社と石碑に少しはまっています。昔の人はどんな思いで暮らしていたのか、なんていうのが原動力みたいです。