半原越 (1)

フラッシュ・ビデオの埋め込みをしてみた。私のサーバーの繋がっている回線が細くてかなり遅い(たぶんサーバー自体の遅さではないと思う)。なので、しょっちゅうバッファリングするがご勘弁を。

この画像はハンドルのところに自作カメラマウントを付けて、デジカメ(CASIO EX-S880)で撮った。愛川町側の炭焼き小屋あたりから一番きつい勾配のあるところまでの約5分間だ。

[flv:https://www.wheellife.net/wp-content/uploads/2009/11/hanbaragoe071124.flv 320 240]

半原越は、神奈川県愛甲郡愛川町と同郡清川村の境界線上にある海抜488mの峠だ。(参考)

自宅から45分ほどで愛川町側の上り口に行けるので、私のサイクリングコースには必ず入っている。以前言われたが、食後のデザートのようなもんだ。

この峠は神奈川のローディ達の格好の練習コースになっているようだが、私にとっては自然を満喫して走れる場所なのだ。

春には一番勾配がきつい上りの辺りにある桜が綺麗だ。夏は汗をだらだら流して上りきった峠の頂上で涼しい風に当たることができる。木達が山の温度を下げてくれている事も実感できる。秋は落ち葉を踏みしめ綺麗な紅葉を楽しめる。
普段会えない動物たちにも会える。猿、リス、ヘビ、時にはもぐらだって。

そんな峠を走るとなんだか心が落ち着く。
そして、峠を上っている時は自分がよくわかる。体調だったり体力だったり、その時のモチベーションだったり。いいにしろ悪いにしろ、こんなにストレートにすぐに結果の出る事なんて多くはない。これも峠に引き寄せられる理由の一つかな。